社長ブログ

出来事

落語のある小料理屋での同窓会

投稿日:

時々集まる同窓会仲間から「秋葉原にちょっと面白い小料理屋があるから、そこで暑気払
いをしないか?」との誘いがあった。

早速10数人が集って足を運んだところ、そこは「やきもち」という一風変わった名前のお
店だった。

割烹着の似合う美人女将(東大卒)が人気番組「笑点」の元デイレクターで、現在の司会
役春風亭昇太師匠のすすめでオープンしたらしい。彼から「昔、わが一統の代表格春風亭
柳橋師匠が吉田茂首相のお座敷に呼ばれ落語を披露したことがある」というエピソードを
聞き、「それじゃ私もちょっとした落語の聞ける小料理屋を始めよう」ということで思い
ついたようだ。

玄関の幟は昇太師匠、暖簾は先日亡くなった歌丸師匠のサイン入りの贈り物で飾られ、い
かにも「笑点」との縁を感じさせられる。

毎週火曜日の夕方には、この座敷で若手落語家たちの小話が聞けるとのことである。「や
きもち」という店名は、落語の演目「吝気の独楽」からの由来である。

「主人、妻、妾の3つの独楽があり、独楽回しが主人の独楽を回したところ、この主人独
楽は何度回してもお妾さんのほうに向かっていく、これをみた妻が丁稚にカンシャク玉を
破裂させたところ丁稚の答えが振るってる。

「おかみさん,この独楽は芯棒(辛抱)が狂ってますね」ときた。

こんなオチが気に入って命名したらしい。そういえば店のあちこちに独楽の絵が飾られて
いた。

おいしいお酒と手の込んだ料理に舌鼓を打ちながら、ふとカウンターの方に目をやるとど
こか尾藤イサオに似た客がいた。「ちょっと若そうだから人違いかな?」と思っていたが
、気配りのきく我々の女性仲間(野次馬仲間?)が帰り際に「がやがやとお騒がせしてす
いません」とお詫び(確認)に行ったところ、「ご本人だったわよ」との報が入った。

連日の猛暑の中、ちょっとした「いい同窓会」だった。

-出来事

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

ふるさとの祭り

年初早々、東京ドームで「ふるさとの祭りと食」の祭典が開催された。 京都北部の福知山で小学校時代を共に過ごした友人から、「東京ドームで福知山の高校生が『福知山音頭』を踊るので、時間のある人は足を運んでは …

水泳との長い付き合い

鳥取の田舎町で生まれ、幼少期を過ごした。 戦後色があちこちに残り、若いアメリカ兵が退役将校の父に連れられて時々自宅にやってきた。ジャック(白人)とクロウ(黒人)のふたりには可愛がられ、チョコレートをよ …

稲葉NHK会長の誕生を喜ぶ

 若かりしころ、「都落ち」と落胆しつつ赴任した日銀神戸支店勤務時代のことである。 新人としてさっそうと赴任してきた二人の若者がいた。一人は東大経済卒の稲葉君で、今一人が同窓京大工学部卒の深尾君であった …

「人生の楽園」でくつろぐ

とある民放番組で「人生の楽園」という心和む番組がある。 毎週土曜日の夕方6時に放映され、好んでチャンネルのスイッチをひねる。 ナレーターは西田敏行と菊池桃子でこの二人のほのぼのとした掛け合いがたまらな …

親友I君の死

1年余り前、学生時代から最も親しかったI君が肺がんで亡くなった。 タバコが手放せなく、一度禁煙に挑戦したが、ニコチン煙の誘惑には勝てず、晩年はヘビースモーカーどころかチェーンスモーカーも顔負けなくらい …