
テレビ時代が遠のき、今やYOU TUBE時代である。
最近はまっているYOU TUBE に「感動実話」というのがある。
あるいはすでにはまっておられる人もいるのでは?と思う。
実話というから多分「実話」であろうが、投稿者の作品ゆえ、フィクションも混ざっていたり、誇張があったりするかもしれない。投稿の最初に「遠い昔のことなので、あるいは記憶があいまいで間違っていたりするかもしれないので、ご容赦ください」との断り書きがあるケースも少なくない。
画像のほかに、挿絵や文章、ナレーションが入ることが多いが、文章力のある読み応えする作品が結構あり、ついつい引き込まれてしまうことが少なくない。
「涙チャンネル」というのがあり、けっこうお涙物が多い。
最近はまった「小学校の女性教師」の作品に少し触れてみたい。
お笑いコンビの「タカトシの涙が止まらナイト(泣ける実話)」というサブタイトルがついており、最近のちょっとした話題作ゆえ、すでに読まれた方もあるかと思う。今も流れているので、「年の暮れ、ちょっとお涙物が欲しい」方にはフォローお勧め。
あらすじは以下の通りである。
舞台は小学5年生のとある男子生徒を担任する女性教師の物語。
その男子生徒は毎日のように遅刻してくる。先生が「おはよう」と言っても無視。
授業中も不貞腐れたような態度。先生も学習・指導欄に「遅刻が多い」と書き、ナレーションでも「好きになれない。むしろ毛嫌いするようになる」と語る。
困り果てた先生は、自分が担当する前の1年生から4年生までの学習・指導欄を読んでみて、「はっ」と気付く。
そこには彼の「皆から好かれ、勉強もできる。将来が楽しみ」との記録がある。しかしその後「母の病気。母の死。父のアルコール依存と暴力の中、深い悲しみにつつまれつつ生き抜いている」との記録に出会う。それから先生は放課後毎日彼とマンツーマンで予習復習をするようになる。
6年生では担任を外れる。
それから6年後、その子からハガキが届く。「小学5年の担任の先生はまるで母親のようでした」とある。
それから数年後、「大学の医学部に入りました」とのハガキが届く。さらに10年後、結婚式の案内状が届く。そこには「母親の席に座ってください」との添え書きがある。涙で案内状の添え書きが読めない。
ラストでは、「私はいまも教師を続けている」とのナレーションで締めくくる。