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久しぶりの映画ブログ

投稿日:2025年2月10日

いつものシネコンで久しぶりに二本の映画を楽しんだ。キムタクの「グランメゾン・パリ」と大泉洋の「室町無頼」である。主役に惹かれてのいい加減な動機で、テーマは全く異なるが、いずれもエンタメ性が高くなかなかの出来栄えであった。

グランメゾン・パリ

世界の美味を誇るフランス料理で29年間連続三つ星レストンに輝く「ブランカン」のテナントに挑戦する日本人シェフ尾花(キムタク)とその仲間たちのサクセスストーリーである。本場パリのレベルには程遠く、挫折と失意を繰り返し、もがき苦しみながら仲間に励まされしごかれながら何とか4つ星の栄冠を獲得、感涙にむせぶ。

脇役もそれなりの布陣で、相棒スーシェフ(鈴木京香)、若手パテイシエ(リック・ユアン韓国系カナダ人)のほか、ホール責任者(沢村一樹)、フードインフルエンサー(冨永愛)などが、要所を締める。

フランス語マスターにはかなり苦労したようで、字幕付きながらフランス語での流ちょうなやり取りが頻繁に飛び交う。

室町無頼

時は応仁の乱前夜、舞台は退廃した京の街。荒んだ世にアウトローの武士崩れ牢人が得意の劔を振りかざして立ち上がる。幕政は賄賂や偽証文が横行、苦しむ庶民はこの武士階級の蜂起に「やんやの喝采」。一揆は燎原の火のごとく、京の都に燃え広がり、お目付け役の剣豪もこのアウトロー(無頼)集団の暴動を看過する。ラストはさすがにハッピーエンドにはならないが、ここではあえて触れない。

アウトローの牢人剣士蓮田兵衛(実在)に大泉洋、彼を慕う才蔵にアイドルグループ「なにわ男子」の長尾謙社、高級遊女芳王子に凛と輝く松本若菜、ライバルの剣豪に堤真一、そのほか柄本明、北村一輝など多彩な脇役陣が登場、アクション満載のエンタメムービーとなっており、観客を飽きさせない。

原作は、垣根涼介の直木賞作品「室町無頼」で、メガホンを握ったのは数多の国際映画祭で話題の気鋭監督入江悠。このほか、音楽に米LAで活躍中のプロベーシスト池頼広、さらにアクション監督や殺陣師にも一流のスタッフが加わっており、シャンバラシーンも迫力満点で溜飲が下がる。

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