
最近の出来事であるが、近場の音楽ホールにて開催される「昭和歌謡コンサート」の案内チラシ(前売り2500円、当日3000円)が入り、腰の重い同い年のワイフを誘って出かけた。
アトランダムに列挙すると以下の通りほとんどが、かって口ずさんだ懐かしい歌のオンパレードであった。
学生時代
なごり雪
神田川
シクラメンのかほり
愛の賛歌
群青
昴
100万本のバラ
異邦人
ダンシングオールナイト
銀座の恋の物語
糸
青葉城恋歌
わかってください
君といつまでも
乱れ髪
柔
川の流れのように
忘れな草をあなたに
雪の降る街を
もしもピアノが弾けたなら
上を向いて歩こう
500人収容可能なホールは、この辺りではかなり立派な会場であったが、開演前から長蛇の列、そのほとんどがお年寄りで、しかも9割以上が女性客、なかには追っかけファンもあり、拍手と合唱の渦であった。東京芸大声楽科卒の江上兄弟のヴオーカルのほかピアノ、バイオリン、サックス奏者たちの若手プロメンバーで、2021年からスタートしたばかりであるが、今や首都圏で年200回公演をこなすほどの人気となっている。午後2時から4時まで、20曲余りの懐かしい歌に巧みなトークも取り混ぜながらの熱唱で、2度のアンコールもあり時間の経つのが惜しかった。
「昭和歌謡」は、このほかTVなどでも歳末特集番組が組まれたり、大晦日の「紅白」でも往年の人気歌手が結構登板しており、敗戦をくぐりながらたくましく生き抜いた我々世代にとり、懐メロが心を濡らす「格好のタイムスリップのひととき」となっているように思われる。