
厄介なことになった。ウイルスだからヒトの細胞が住処である。ヒト感染とすれば、いかにこのウイルスと共存するか。結局は1人、孤独のススメとなる。悔やんでも、焦っても仕方がない。幸い日本は四方海に囲まれた島国である。
江戸時代という鎖国も経験している。鎖国でもその国はそれなりに栄えた。庶民にも豊かさがあり、屈託のない笑顔があった。自給自足の知恵がそこかしこにチリばめられていた。農業が主力産業であった。石油や電気はなかった。車もなかった。
何かにつけて便利ではなかった。決して早くはなかった。すべてがのんびりしていた。交通は馬、時に人力車。郵便は飛脚。学問は寺子屋。遊びは手作り。村は鎮守の祭り。その時代は1603年の江戸開幕から1868年の明治維新まで265年間も続いた。そのあと2020年の今日まで、明治、大正、昭和、平成そして令和と5つもの時代を経たが、まだ152年しかたっていない。いろんなことが目まぐるしく変わりすぎたような気がする。
どのようにして過ごすのか?なかなかいい答えは見つからない。自分がやっているもの、人から聞いたもの等、以下参考になれば。
①読書のススメ。気楽に読めるものがいい。声を出して読むのもいい。漫画やアニメもいい。図書館通い、本屋巡りもおすすめ。
②散歩のススメ。のんびり、ぶらり、一人日帰り旅でもいい。
③夫婦円満のススメ。久しぶりにのんびりと若かりし頃を思い出しながら。アルバムを引っ張り出すのもいい。物置をごそごそするのもいい。日帰り温泉旅行もいい。
④町内会、老人会等地域社会・サークルでの世話役のススメ。老境に差し掛かるまでに学んだ知恵を若者に伝えよう。
⑤ラジオ体操、スクワット、腕立て伏せ、一人太極拳のススメ。タオルでの筋力体操もいい。
⑥公園やベンチでの一人休みのススメ。時間をかけて日向をのんびり歩こう。
⑦1人ゲームのススメ。パソコンを駆使して囲碁でも将棋でも麻雀でもいい。数独もおすすめ。
⑧パソコンやスマホに強くなろう。SKYPE会議のススメ。ベンチャー企業経営者には結構喜ばれる。
⑨携帯・スマホ仲間、メル友との気軽会話のススメ。夫婦、子供、孫、友達。昔の友、遠くの友でもいい。
⑩ペンフレンドや親友との交換日記もいい。自分史を書きなぐるのもいい。日記をつけるのもいい。書道を始めるのもいい。写経もいい。スケッチやカメラもいい。
⑪テレビを見よう。ラジオを聴くのもいい。動物園を歩こう。鳥の声に耳を傾けよう。あれこれ並べたが、それぞれ気に入ったものを試したり、場合によってはのめりこんだりするのもいい。
ワクチン開発に時間がかかる、しばらくは忍耐、辛抱しかないといわれるが、全体に時間がのんびり進むから、振り返ってみるとこの困難は案外早く乗り越えられているかもしれない。今一度時間の物差しをおおきくして、ゆっくり、ゆったりを合言葉にしつつ。深呼吸してみよう。いろんな花が咲き、桜のあとの若葉も美しい。季節も悪くない。