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平昌五輪を振り返って

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2月ラストの日曜日で18日間の平昌冬季五輪の熱戦の幕が下りた。

開催までは、ロシアのドーピング問題や北朝鮮との南北合同チーム結成などが絡み、何かと気をもんだ平昌大会ではあったが、幕が開くと日本選手の活躍が予想以上で、メダル獲得も予想の9個はもちろん、これまでの長野五輪の11個の記録も大きく上回る13個となった。

前半はフィギュアの羽生、宇野選手のワンツーパンチをはじめとして複合の渡部、スノボーの平野、モーグルの原と総じて男性陣の活躍が目立ったが、後半から終盤にかけスピードスケートの高木姉妹、小平選手、団体パシュートの金メダル、カーリングの団体初メダルなど女性陣の活躍が目を引き、冬季五輪界にこれまでにない新しい風をかなり吹き込んだように思う。

国別メダル数では、ノルウェーの39個を筆頭に、ドイツ、カナダなどやはり北の国々が上位を占め、開催国の韓国も過去最多の13個とベスト7に食い込み気を吐いた。

夏の大会で上位常連の中国が16位と冴えなかったが、次回の2022年の北京大会では上位陣に加わってこよう。

メダル数もさることながら、最終日のフィギュアスケートのエキジビションでゴールドメダリストの羽生弓弦選手が震災からの復興を白鳥に込めてしなやかに舞った姿には会場から万雷の拍手が送られ、大会に彩を添えた

ただ、このところ五輪開催国が今回の平昌そして2年後の東京、さらには2年後の北京とアジア地域に集中しているのはちょっと気がかりである。

かってはロンドン、パリ、ローマといった欧州主要都市での開催が目立っていたが、やはりEUの内部事情や財政負担などが絡んでいるようでもあり、世界的なスポーツ最大イベントである五輪そのもののありようが問われているように思われる。

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