
今、映画ファンの間で話題沸騰のゾンビ映画「カメラを止めるな」を近場の映画館で見た。
都心の映画館では超満員続出とあって、行きつけのデイズニーイクスペアリのシネコンで
何とか潜り込めた。
制作費はわずか3百万円、俳優はすべてオーデイションで選ばれた無名役者、上映97分間
ワンシーン、ワンカットという異例づくめの作品である。
映画専門学校WNBUゼミナールのシネマプロジェクト第7弾で、上田信一郎監督・脚本の
意欲作。
ストーリーは、山奥の廃墟でゾンビ映画撮影中に本物のゾンビが襲来、デイレクターの日
暮は大喜びで撮影を続行、撮影隊のメンバーが次々とゾンビ化して行き、ラストシーンで
はファーストシーンでの問題点をたくみにクリヤーしていく。
この間、関西弁のオバハンが制作メンバーの重鎮役を演じ、随所でお笑いも誘う。映画愛
の中に、さりげない家族愛も漂わせ、ひとことで締めくくると「後味のいい快作」といえ
よう。
これまではゾンビ物はあまり好きではなく、目をつむっているうちに眠りこんでしまうこ
とが多かったが、この作品だけは最後までクスクスしながら観終えた。
当初、わずか2館での上映予定であったが、一気に人気を博し瞬く間に100館に広がり、い
まや都心のあちこちで鑑賞できるが、満杯のことが多いので早めに指定席を確保されるよ
うお勧めする。