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七夕の西日本集中豪雨に思う

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七夕の雨は牛車から飛び散るしぶきとされ、「洗車雨」とも呼ばれる。

牽牛が織姫との逢瀬に備えて牛車を洗車したとのたとえらしい。

今年の七夕の雨は、こんなロマンとは程遠く、とてつもない豪雨が西日本中心に襲った。

数多の死者が出て、いまなお安否不明の人たちが少なからずある。

ゆかりのあった広島や山口さらには京都、福知山と被害地域は広く、友人、知人から相次いで無事を知らせるメールが届き一安心した。

ただ、水害の後遺症は根深く、浸水した家屋や道路の復旧はもちろん、長く避難生活を強いられる場合が少なくなく、被災者の皆さんのご苦労のほどが痛く胸にしみる。

同じ七夕の夜、住んでいる千葉は地震に見舞われた。幸い周辺も含め被害はほとんどなかったが、揺れが続いたさなかはマンション内の緊急速報が流れ、緊迫感が漂った。

このところ、この列島は相次いでさまざまな自然災害に見舞われるが、同じ七夕の日はオウムの首謀者たちの処刑がなされたこともあり、一部に「彼らの怨念が引き起こしたのでは?」との恐ろしい声もあったが、何の因果関係もないことを祈るばかりである。

住んでいるマンションの広場では、恒例の七夕祭りが催され、子供たちの色とりどりの短冊が2メートルほどの小さな竹に群がるようにぶら下がっていた。

その中の気に入った一句。

くちげんかに強くなりますように

いつも口達者な姉にやり込められて悔しがる弟の姿が浮かんで思わず頬が緩んだ。

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