
先日、東京オリンピック開催と同じ2020年の大河ドラマに、明智光秀が主人公の「麒麟がくる」と決まり、しかも光秀役は目下人気俳優として名高い長谷川博己がやる、ということで、福知山の仲間たち(小学校時代の親友)の間で喜びのメールが飛び交っている。
地元の両丹日日新聞の朗報記事も送られてきた。
司馬遼太郎は「国盗り物語」のなかで、斎藤道三亡き後の明智光秀についてかなり詳しく触れており「古典的で良識的な常識人」「革命家信長に一時魅了されるが、酒宴の席などで怒鳴られることが多く、次第に離反していった」といった見方をしている。
信長を襲った「本能寺の変」には謎が多いが、秀吉に山崎の合戦で敗れるまで13日間天下を取っており、俗に「三日天下」と呼ばれている。
光秀が築城した「福知山城」は、小学校時代に通った母校のすぐ近くの小高い丘にあり、周辺の公園の桜とお城から見下ろせる由良川が美しかった覚えがある。
ただ、このお城のそばに国立病院も併設されており、世をはかなんだ患者さんが小学校のトイレで自殺するという痛ましい出来事にも遭遇した。
光秀はなかなかの教養人で優れた歌人でもあり、「時は今 天が下知る 五月哉」の意味深な句はあまりにも有名である。
愛娘の細川ガラシャもその美貌だけでなく優れた教養人で、キリシタンとして非業な最期を遂げるまで生涯夫忠興を愛し続け、良妻賢母の鑑でもあった。
ともかく、2020年へ向けて、縁故地福知山と明智光秀がいろいろな場で熱く語られ、地域おこしのうねりが広がっていくようで、それはそれで喜ばしい限りである。