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出来事

神保町のレストラン

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神田神保町に会社を移して、ほぼ10年になる。
古本屋街で有名だが、意外にもレストラン街としても知られており、特にカレーライス店
の多さには驚く。
カレー通が遠くからやってくることもあり、関西からわざわざやってきて、「カレーライ
ス」と「ライスカレー」を食べ比べているという凝り性の若者に出くわしたこともある。
ランチタイムになると、皇居近くの大手商社や新聞社、政府系金融機関などから足を運ぶ
人もあり、サラリーマン風の群れがあちこちにできる。
小生もランチでは和食、イタリアン、中華と日によってメニューを変えつつ、この群れの
中を人ごみを縫うようにして足早に歩く。
人気店となると、早くから人の列ができる。
一方で、閑散とした店はオープンしてさほど経たないのに、早々と看板が変わったりする
。場所にもよるが、やはり店員のサービスが大きく影響しているように思う。
お客さん目線を忘れ、店の都合を優先して、入るなり席を指定して座らせるところがある
が、こうした店は顧客離れが進む。
以前、人経費節減のためかお年寄りばかりで運営されていた老舗店で、注文した順序を間
違えいつまでたっても頼んだ食事が出てこなかった店に出くわしたが、いつの間にか姿を
消していた。
喫茶店競争も激しく、やはり年配の経営者で店員も中年女性で運営されていたレトロチッ
クな喫茶店があったが、近くの有名ブランド店に追い出されるように、閉店に追い込まれ
た。
一方で、老舗喫茶店ながら店員教育に注力しているのか、「お好きな席をどうぞ」とか
、「まずお席を確保してからご注文ください」という気の利いたセリフが飛び交う若者運
営の喫茶店は、正午を過ぎると席がほとんどなくなるほど繁盛しており、空席探しに苦労
する。
こうした顧客相手の商売では、特にサービス精神、店員教育の大切さがいろいろなところ
でうかがえ大変勉強になり、とかく顧客目線を忘れがちなベンチャー経営者に出くわすと
こんな日常の体験話を持ち出してアドバイスしたりしている。

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